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説明
ヘニング・コッペルが1962年にデザインした、ルイスポールセン社デンマーク製のオイルランプ「Petronella(ペトロネラ)」。現在はすでに製造されていない希少品です。
控えめに輝く真鍮のオイルタンクと、まろやかな乳白色のガラスシェードを組み合わせた潔さを感じるデザイン。優美なそのたたずまいから、「ペトロネラ」という女性の名がつけられました。灯りをつけていなくても存在感があり、オブジェとしても美を放ちます。
へニング・コッペルは、繊細でエレガント、普遍的なデザインを得意とするデンマーク生まれのデザイナーで、「北欧デザインの父」とも呼ばれています。絵画や彫刻を学んだ経験を活かし、有機的な曲線美の表現を得意としています。ランプやシャンデリアといった照明、時計、カトラリーなど、生涯にわたって数多くの作品をデザインしました。
ルイスポールセンは、1874年創業のデンマークの照明ブランドです。重なった円盤が印象的な「PH5」、蕾を思わせる存在感抜群の「PHアーティチョーク」などは、一度は目にしたことのある方が多いでしょう。シンプルで機能的なルイスポールセンの照明は、「近代照明のルーツ」ともいわれています。
こちらのランプは、すでに製造されておらず、入手の機会をうかがうコレクターも多い品です。
灯りとして使用する時は、まずガラスシェードとガラス管を外し、真鍮のオイルタンクにオイルをそそぎます。火を灯して、ガラス管とガラスシェードを取り付けると、電気とはまた違ったやわらかな光が包み込むようにお部屋を照らします。
ガラスシェードを外すと、ガラス管とオイルタンクの接合部に、王冠を思わせる美しい細工が姿を現します。見えない部分にも美を追求するヘニング・コッペルの姿勢が垣間見えるようです。
真鍮ならではの経年変化を楽しめるのも魅力。デンマーク流の「HYGEE(ヒュッゲ、くつろぐ時間の意)」を叶えるヴィンテージオイルランプを、暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
サイズ・状態
サイズ
高さ:約34cm
幅:約19cm
状態
わずかな使用感がありますが、凹みはなく、美品です。
真鍮のオイルタンクには光沢があります。
ランプシェード、ガラス管ともに状態は良好です。
アンティークは時代を超えて引き継がれるものです。
新品とは異なることを理解し、アンティークならではの風合いをお楽しみいただければと思います。
商品について不安な点、気になる点がある方は、お気軽にお問合せください。